工業革命宣言
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工業革命宣言
2002年 平成14年1月3日
『レイデント唯心高化工学』は工業革命です。
画家が、自分の夢をキャンバス布の上に自由に画く様に、機械技術者が自分の理想を部品表面上に自由に表現し得たなら、もはやその部品は金属と機械加工の産物ではなく、むしろその部品は設計技術者の個性(=夢)と一体となった有機体と云っても過言ではありません。 この様な圧倒的技術力の差を有する部品の創造を人類の夢想としながら、実際に検証し実業としているのが、日本で創始せられた『レイデント唯心高化工学』 (創始者:小川賢・昭和39年以来)であり、世界の工業歴史上希有の事でもあります。 知見に拠って、素材金属の内部に合金拡散層をも形成している本工学技術こそは、材料工学と工業技術の思想に革新的未来を提供し得る事と確信致します。 一般に、設計者の複雑な意図のままに当改質加工を受けた部品・機器類は、同業の他社品と真に一線を画すると共に、この皮膜質から彼の意図を読み取る事は容易ではなく、ユーザーにとっても大きな満足感を味わう事ができますから、今までの様な、価格競争etcによる排他的、横奪的営業を演ずる必要もなく、適正利潤によって経営面や同業者間に一定の有意義な安心と安心感を齎します。従って、このまま本工学の普及に伴って「恒産ありて恒心あり(孟子)」の格言のままの、一層好適な社会と家庭が自然に育まれて参ります。 他方、本工学の原理に主唱される人間の個性とは、最上最尊の心の営みであり、知恵の原理でもありますから、その正しい練成(−レイデント生命哲学−)を持って、対人関係のみならず、家族から会社内、企業間、そして社会全体に至るまで、人間としての至上の自尊心の織り成す自他同尊の実相を発露致させる事となります。 人間の“精神生命”(=個性)が陰陽応化の法則を要用として、変幻自在の現象世界を創り出したように‥、同じく、人間の個性を由来としながらも、対立性の要素を含まない『レイデント唯心高化工学』は、人類史上で初めて、平和的に共存可能な大家族主義社会への実現の道(=方法)を見い出した事になります。 この様にして、工業技術への純粋な崇敬と尊厳を基軸とした新しい理想社会が産まれ得る次第です。故に、『世界工業革命』と申せます。
敬具