建正論

液晶用真空ステージボード

建正論

 

製造業復権を祈念し、失礼ながら誌上にてご挨拶申し上げます。
「昔からよく言われますのが、 安物買いの(ぜに)失い(ことわざ) です。今日・日本ブランドの低下している最大の原因が、哲学無き自由競争の美名の元に宗教心なき商益中心主義の戦後経済政策の恥ずべき結果と思います。安物の部品を競って組み付けて自社のブランド力を低下させた製造業、(あまつさ)え現今では対市場国のブランド力を高めた上 貢献どころか(あなど)られていく、言語道断では無いでしょうか。

過剰に廉価な製品・部品はやがて世界経済の呼吸力・調整力を失わせ動脈硬化に陥り、人心を虚夢的荒廃させて経済の活性を疲弊・老化させて行きます。

元来、延々と時間のかかる技術分野は商業の手先では無いはずです。 逆に、今後の日本に必要なのは 親子3世代の使用を自慢できてしかも戦後に廉価店・スーパーを拒否し世界中で最も尊敬される 圧倒的な国力の安定を築いた大家族主義国ドイツの伝統的宗教哲理が産み出す高寿命・高品質・高理知型産業をマネではなく確かに学ぶ事です。

我国にも、かつて聖徳太子が宗教哲理を導入以来 継続的安定・繁栄の時代と芸術的技術進化の永い時代がありました。本来 製造業は国力の根っこでありながら、軽薄にも100年の計を持たずに品質利益経済主義を手放し市場利益経済のみの製造業各社の空洞化・素走りこそは理知を忘れた亡国病そのものと云えませんか。僭越ながら弊社の経営理念でもあります。」

(弊社著作物)


平成24年11月11日

創業者 小川郁生